スタートアップから大手外資系ECへ、顧客志向とデータ分析力を武器に羽ばたく
ひとりひとりのキャリアと人生があるから、型押しの転職だってない。ソマリで転職された方にお話を伺いました。
Kさん・38歳・マーケティング/企画
転職回数2回
キャリアの広がりとワークライフバランスが取れる環境を求めて転職活動を開始。
ECスタートアップ
ファイナンス&アカウンティング
正社員
年収900万
社員数 約2,000名
大手外資系EC
マーケティング
正社員
年収1,150万円
社員数 約15,000名
【記事概要】
働き方の改善とキャリアの広がりを求めて
転職を考えたきっかけ
転職を決意した理由は大きく2つあります。
1つ目は、前職の働き方です。
前職の業務は経営管理で、特に予算策定時期の2月が繁忙期でした。この時に、時間外労働が80時間を超え、平日は終電、土日も出勤せざるを得ない状況が続きました。育児の負担など家族にも影響があり、限界を感じました。
会社には改善を提案し、半年ほど様子を見ましたが、わずかな変化しかなかったので転職に舵を切ることにしました。
2つ目は、キャリアの広がりを求めたことです。
私は元々、「人間がなんで生きているかを知りたい」という軸を持っていて、大学で生物の研究をしたり、食品関連の仕事の経験を積んだりしてきました。
軸を大切にしながらキャリアを重ねるうちに、食品だけに留まらず、お客様の多様なニーズに触れられる分野で働きたいという想いが募ってきました。
特に、データを活用して顧客の購買行動を深く分析し、価値を届ける仕事をもっと広い領域で追求したいと考えるようになり、新たなフィールドを模索したいと思うようになりました。
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転職で大切にしたこと
転職活動では、2つの軸を重視しました。
1つ目は「お客様に価値を届けられる仕事」です。
マーケティングを通じて顧客ニーズを理解し、直接価値を提供できる仕事に魅力を感じてきたため、この軸は揺るぎませんでした。
2つ目は「ワークライフバランスの確保」です。
家族への負担が大きな状況を改善し、自分自身の生活も大切にしたいという願いがありました。
これら2つの条件を満たすことが、次のステージへ向かう上での重要なポイントでした。
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転職エージェントからの、予想だにしてなかった選択肢
転職エージェント選び
まず、前回の転職で使ったビズリーチを今回も活用するところから始めました。
職務経歴書を更新すると多くのスカウトメッセージが届きますが、その中で「私の経歴をしっかり読んでくれている」と感じられるエージェントに絞って面談をしました。
5名ほどのエージェントと実際に話しましたが、中でもソマリの中嶋さんは、スカウトメッセージの時点から具体的な社名を用いて私のキャリアに合った提案をしてくれたことが印象的でした。
幅広い経験を持つ私は「なんでもやる人」と見られがちですが、中嶋さんは実際に面談した所そこに価値を見出し、強みを具体的に示してくれました。
また、質問には即レスで答えてくれ、安心感がありました。
他のエージェントではこのスピード感での対応はほぼなく、信頼感が大きく高まりました。
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求人・会社選び
転職先候補の一つとして現職の大手外資系ECを提案された時は、正直驚きました。
前職の上司がそこの出身で、その人があまりにも優秀だったため、「自分には縁のない会社」と思っていたのです。
しかし、中嶋さんから具体的なポジションや業務内容について詳細に説明いただき、さらにそれが自分の経験やスキルとマッチしていると説得を受けたことで、自信が持てました。
この提案がなければ、自分からこの会社を選ぶことはなかったと思います。
結果的に、現職と大手飲料メーカーとIT系メガベンチャーの計3社選考に進みました。
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家族の了解を得て決断へ、説得材料を集める
面接プロセス
現職の面接は他社とは大きく異なり、行動指針に基づいたエピソードを深掘りするスタイルでした。
中嶋さんから「定量的でロジカルな回答が求められる」とアドバイスをもらい、過去の経験を振り返りながらエピソードを整理しました。
ただし、作り込みすぎると自然な会話ができなくなるため、話すポイントだけを決めて、面接官の質問に合わせて柔軟に対応するようにしました。
現職の最終面接が、様々な方と1on1で4回面接するという形式だったのですが、1回目の面接が緊張のあまり自分の力を発揮できず…その後の面接では適度な緊張感で日頃のやり取りに近い感覚で話せたのですが、合格できるか正直なところ不安でした。
ただ総じて、面接官はすごく聡明な方が多く、私にとって答えやすいロジカルな質問も好感で、仕事の進め方やカルチャーが自分に合うことも実感できました。
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内定・意思決定
内定の連絡を受けた時は、最初は信じられませんでした。
特に最終面接の初回の出来に不安を覚えていたため、ダメかもしれないと少し思っていたからです。
しかし、時間と共に内定を噛みしめられるようになると、嬉しさがこみ上げてきました。
ただ、現職に加えて大手飲料メーカーの最終選考に進んでいたため、意思決定は家族の同意を得ながら慎重に進めました。
私の志望度としては、現職の大手外資系ECの方が高かったものの、そもそも育児との両立も目指して転職活動をしていたこともあり、夫が外資系企業での働き方に不安を覚えていました。「実力主義」のイメージが強く、結果を求められるあまり、再び過重労働にならないかと懸念していたようです。
そこで、中嶋さんや現職で働いていた元上司から働き方の実態を詳しく聞き、柔軟に働ける職場であることを夫に説明しました。
その結果、「自分が一番働きたい場所で働いてほしい」と背中を押してもらえ、現職への入社を決めました。
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仕事は「目の前を大切に」、転職は「即レスが刺さった」
転職成功へのアドバイス
転職活動で最も重要だと感じたのは、「目の前の仕事をやりきる経験」です。
仕事をやりきった経験がなければ、転職活動において具体的なアピールポイントもなくなってしまいます。今まで自分が成し遂げた成果が強みとなり、そこから自信が生まれ面接での説得力につながります。
また、自分に合う転職エージェントに出会えるかも大切です。
今回は中嶋さんの「質問に対して具体的な応えを返してくれること」と「即レス」が私に合っていました。
特に、他のエージェントと比べてダントツに早いレスポンスで回答をもらえることがよかったです。聞いてすぐ答えがもらえるのはすごく安心感がありました。
具体的なアドバイスや迅速な対応をしてくれるエージェントは、私の転職活動には欠かせない存在でした。
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